こんにちは。辛党主婦halちゃんの美活日記の運営者のhalです。
最近、韓国コスメとかでよく「PDRN」って見かけませんか？
「サーモン注射」なんて呼ばれたりして、なんだかすごそうだけど…。
「PDRN 濃度ランキング」って検索してみたものの、PDRNが高濃度って言われても、そもそも「ppm」っていう単位の換算がよく分からないし、
結局どのおすすめコスメを選べばいいの？
って迷っちゃいますよね。
この記事では、そんなPDRNの基本的なところから、濃度や選び方のポイント、さらには注目のコスメまで、美容好きな主婦目線で分かりやすくまとめてみました。
- PDRNの基本的な効果と濃度の見方（ppm）
- 化粧品（PDRN）と医療（PN）の決定的な違い
- 濃度だけじゃないPDRNコスメの選び方
- 注意すべきアレルギーやおすすめの併用成分
PDRN 濃度ランキングの前に知るべき基礎
ランキングを見る前に、まずは「PDRNって一体なに？」という基本をおさらいしておきましょう。効果や濃度の見方が分かると、コスメ選びがグッと楽になりますよ。
PDRNとは？その効果と作用機序
PDRNっていうのは、「ポリデオキシリボヌクレオチド」の略で、多くはサケ（サーモン）のDNAから抽出される美容成分のことなんです。
もともとは医療の現場で、傷や皮膚移植後の「組織再生」を促すために使われていた注射剤だったみたいですね。
それが「肌の再生能力を高める」っていうところで美容分野でも注目され始めた、っていう流れです。
期待できる主な効果はこんな感じかなと思います。
- 肌の再生サポート（ターンオーバー促進）: 細胞を元気にして、肌の新陳代謝を整えるのを助けてくれるみたいです。
- 抗炎症作用: 肌荒れや赤み、ニキビ跡なんかの炎症を穏やかにしてくれる効果も期待できるとか。
- ハリ・弾力ケア: コラーゲンやエラスチンをサポートして、キメや毛穴、ハリ不足にアプローチしてくれるそうですよ。
私たちの体にあるDNAと構造が似ているから、アレルギー反応とかが出にくいのも特徴みたいですね。
PDRNの濃度「ppm」の意味と換算
PDRNコスメを見ていると、必ず出てくるのが「ppm」っていう単位。これがちょっと分かりにくいんですよね。
ppmは「parts per million」の略で、「100万分の1」っていう意味の濃度の単位です。パーセント（%）に換算すると分かりやすいですよ。
PDRN濃度の換算表
- 1,000 ppm = 0.1 %
- 5,000 ppm = 0.5 %
- 10,000 ppm = 1 %
- 40,000 ppm = 4 %
つまり、「10,000ppm配合！」って書いてあったら、「PDRNが1%入ってるんだな」って理解すればOKです。DERMA FACTORYの製品みたいに「4%」って書いてあるのは、つまり「40,000ppm」ってことですね。
注射のPNとの違いは？PDRNとの比較
ここが一番大事なポイントかもしれません！ PDRN（化粧品）と、クリニックで「リジュラン注射」とか呼ばれてるものの成分「PN」は、似てるけど別物なんです。
どっちもサーモン由来のDNAではあるんですけど、こんな違いがあります。
| 特徴 | PDRN（化粧品） | PN（医療用注射） |
|---|---|---|
| 主な製品 | 美容液、クリームなど | リジュラン注射など |
| 分子の大きさ | 低分子（小さい） | 高分子（大きい） |
| 適用方法 | 肌に塗る（経皮吸収） | 真皮層に直接注入 |
| 持続性 | 短い（毎日のケアが必要） | 長い（数ヶ月〜半年） |
| 主な目的 | 日々の肌コンディション維持 | 根本的な組織再生 |
簡単に言うと、PDRNは分子が小さいから「塗っても角質層に浸透できる」化粧品用。
PNは分子が大きいから「注射で直接入れないと真皮まで届かない」医療用、っていう使い分けですね。
だから、化粧品と注射の効果を単純に比較はできないってことなんです。
PDRNの濃度別、選び方の目安
じゃあ、化粧品のPDRNはどれくらいの濃度を選べばいいんでしょうか？ あくまで目安ですけど、こんな感じで分けてみると分かりやすいかもです。
初心者向け (1,000 〜 5,000 ppm)
PDRNを初めて使う人や、肌荒れ防止の「お守り」として使いたい人向けかなと。NATURE REPUBLICのシートマスクが5,000ppm配合でしたね。他のレチノールとかと併用するのにも良さそうです。
中〜上級者向け (5,000 〜 10,000 ppm)
PDRNの効果をしっかり感じたい人向け。市場では10,000ppm (1%) を「高濃度」って言ってる製品が多い印象です。MEDICUBEとかがこのあたりですね。
本格的なケア (10,000 ppm以上)
PDRNをスキンケアの主役にしたい人向け。DERMA FACTORYの40,000ppm (4%) みたいな「超高濃度」製品もあって、集中的にハリ・弾力ケアをしたいなら選択肢になると思います。
実践編！PDRN 濃度ランキングと製品戦略
基本がわかったところで、いよいよ実際の製品選びです。単に濃度が高いだけじゃない、各メーカーの「戦略」にも注目しながら、おすすめのアイテムを見ていきましょう！
PDRN濃度ランキング【濃度重視編】
お待たせしました！「PDRN 濃度ランキング」というからには、やっぱり濃度（ppm）が高い順のランキングが見たいですよね。
ここでは、データベースの情報を元に「PDRNの濃度自体」をしっかり訴求している製品（High-Dose戦略）を、濃度が高い順にランキング形式で紹介しますね！
第1位：DERMA FACTORY PDRN 4% アンプル
私が見た中では、これがダントツの超高濃度でした！ 40,000ppm、つまり4%も配合されています。
PDRNで集中的にハリ・弾力ケアをしたい！という方にとっては、一番分かりやすい選択肢になりそうですね。保湿成分のプロテオグリカンも入っているようです。
第2位：MEDICUBE / Dermaline など (10,000 ppm / 1%)
MEDICUBE PDRNピンクペプチドセラム / Dermaline PDRN ソリューションサーモンアンプル など
続いては、10,000ppm (1%) の製品群です。市場ではこの「1%」が「高濃度」と呼ばれる一つの基準になっている感じがしますね。
特にMEDICUBE（メディキューブ）のピンクのアンプルは人気がある印象で、PDRNに加えてペプチドやビタミンB12（この成分でピンク色だそう）も配合されていて、多角的にハリケアをサポートする処方になっているのが特徴かなと思います。
第3位：NATURE REPUBLIC (5,000 ppm / 0.5%)
NATURE REPUBLIC インテンスマルチマリンPDRNデイリーシートマスク
5,000ppm (0.5%) の製品です。これは美容液ではないですが、シートマスクで手軽にPDRNを取り入れたい場合に良いかもしれません。
PDRNを初めて試す方や、他の美容液（レチノールなど）と併用したい時のスペシャルケアとしても使いやすそうですね。
こうして見ると、「濃度」と一口に言っても、40,000ppmの集中ケアタイプから、10,000ppmの標準高濃度タイプ、5,000ppmのデイリーケアタイプまで色々ありますね！
相乗効果狙い！PDRNとレチノールの併用
PDRNの面白いところが、他の成分との「相乗効果」を狙って配合されるケースが多いことなんです（Synergy戦略）。
特に注目なのが「PDRN + レチノール」の組み合わせ。
レチノールって、ターンオーバー促進とかエイジングケアにすごく良いんですけど、人によっては「A反応」っていう刺激や乾燥が出ちゃうことがありますよね。
そこでPDRNの出番です。
PDRNの「抗炎症作用」と「肌再生サポート」が、レチノール使用時の刺激感を緩和するのをサポートし、エイジングケア効果をさらに高めるのを助けてくれるっていう、すごく賢い組み合わせなんです！
Innisfree（イニスフリー）の「レチノール PDRN アドバンスド セラム」なんかが、まさにこの戦略ですね。
この場合、PDRNの濃度（ppm）は非公開なことが多いです。PDRNはあくまでサポート役なので。
他にも、VTの「リードルS PDRN＋ セラム」は、独自の浸透技術（Cica Reedle）でPDRNを届けるっていう「デリバリー重視」の戦略をとっていて、これも興味深いですよね。
PDRNの副作用とアレルギーの注意点
PDRNはもともと体にある成分と似てるから、安全性は高くて副作用のリスクは低いって言われてます。
敏感肌や乾燥肌の人でも使いやすいみたいです。
ただし、最大の注意点が一つだけあります。
魚介類アレルギーの方は厳重注意！
市場のPDRN製品のほとんどは、「サケ（サーモン）」由来です。 そのため、魚、魚介類、魚卵にアレルギーがある方は、アレルギー反応（赤み、かゆみ、腫れなど）が出る可能性があります。
該当する方は、サケ由来のPDRNは使用を避けるか、使用前に必ず腕の内側などでパッチテストを行ってください！
また、妊娠中・授乳中の方も、安全性がはっきりしていないので使用は避けた方が良いとされています。これはどんな成分でも同じですね。
アレルギー対策の植物由来PDRNとは
「じゃあ、魚アレルギーの人はPDRN使えないの？」ってなりますけど、ちゃんと解決策も出てきてるみたいです。
それが、「植物由来」のPDRNです。
例えば、さっきも出たVTのPDRNは、なんと「高麗人参（ジンセン）」から抽出したものだそう。
これなら魚アレルギーの心配がないですよね。
あとはDr.G（ドクタージー）：「バクチオールポアジェットセラム」
こちらも植物由来のPDRNを使った「CICAPDRN」という複合成分が配合されている、と記載がありました。
アレルギーが心配な方は、こうした「非サーモン由来」の製品を選ぶのが賢い選択かなと思います。
PDRNと相性の良い他の併用成分
PDRNはレチノール以外にも、いろんな成分と相性が良い「協調性のある成分」みたいです。
ヒアルロン酸 PDRNが肌の土台（細胞）に働きかけるのを助け、ヒアルロン酸が表面の水分をキープする、「内外ケア」の鉄板コンビですね。
乾燥肌さんには特におすすめです。 セラミド セラミドが肌バリアを補強するのを助け、PDRNがダメージ修復をサポートする。
肌荒れしやすい敏感肌さんの「バリア機能の維持・回復」のサポートにぴったりです。
グルタチオン グルタチオンの抗酸化（美白）と、PDRNの肌再生・トーンアップ。透明感やくすみケアを多角的に狙える組み合わせです。
また、PDRNはもともと「創傷治癒」の成分なので、ダーマペンやレーザー治療後のダウンタイムケアとして使うのも、すごく理にかなってるみたいですよ。
PDRN 濃度ランキング活用の総まとめ
ここまで見てきたように、「PDRN 濃度ランキング」を調べるのは大事なんですけど、単純に「濃度が高い＝一番良い」とは限らないのがPDRNコスメ選びの面白いところだな、と私は思いました。
hal的 PDRN選びのポイント
- 目的をはっきりさせる →PDRN単体で集中ケアしたい？ → 高濃度 (High-Dose) 製品（例: DERMA FACTORY 40,000ppm） →レチノール等の刺激緩和や相乗効果が目的？ → 併用 (Synergy) 製品（例: Innisfree）
- アレルギーを確認する →魚介類アレルギーはない → サケ由来でOK。 →魚介類アレルギーがある → 植物由来（例: VTの高麗人参）を選ぶ。
- まずは試してみる →最初は 5,000ppm くらいから試して、肌との相性を見るのが安心かもですね。
PDRN 濃度ランキングを参考にしつつも、自分の肌の目的や体質（特にアレルギー）に合わせて、最適な一本を見つけてみてくださいね。
この記事で紹介した情報は、あくまで一般的な情報や私個人の見解に基づいています。化粧品の効果・効能には個人差があります。
特にアレルギー体質の方や、肌に異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、皮膚科などの専門医にご相談ください。
【ご参考】PDRNに関する専門的な情報
この記事は私の経験や調べた情報をもとに書いていますが、PDRNの作用については、国内外で専門的な研究が行われているようです。
例えば、創傷治癒（キズの治り）や組織再生に関するPDRNの効果についてのレビュー論文（複数の研究をまとめたもの）や、メラニンに関する新しい特性についての研究報告などが、専門的なデータベース（PubMedやJ-Globalなど）で公開されていました。
ご興味がある方は、そうした専門情報もチェックしてみると、より理解が深まるかもしれませんね。
- （参考）PubMed: The effects of polydeoxyribonucleotide on wound healing and tissue regeneration: a systematic review of the literature (PMID: 32757710)
- （参考）J-Global: 一般的な創傷治癒ブースターであるポリデオキシリボヌクレオチドの新規抗メラニン形成特性 (JGLOBAL ID: 201602249213564144)
コメント